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日本代表vs中国代表/W杯最終予選〜ベテランへの批判について〜

カタールW杯・アジア地区最終予選

日本代表-中国代表
  1 前半 0
  1 後半 0
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  2 合計 0

 結果については日本の勝利。


【スタメン】

FW      大迫
FW  南野      伊東
MF   守田   田中
MF      遠藤
DF 長友 谷口 板倉 酒井
GK      権田

 注目のCBは板倉と谷口でした。他はいつも通りのメンバー。CBがそっくり入れ替わったので、他は代えづらいと思うし、妥当なメンバーなのかなと思います。


【伊東純也の活躍】

●PK獲得

 この試合でも活躍が目立った伊東でした。まずは先制点に繋がったPK獲得のシーンでしたが、伊東の突破というよりも、その前の展開が素晴らしかったと思います。
 バイタルでパスを繋ぎ、中国のSBが中に絞ったことで、右サイドにスペースができました。結果、酒井宏樹がどフリーでボールを持つことができました。そしてハーフスペースの深いところへパス。
 もちろん、あのスペースに走り込んだ伊東も素晴らしかったです。何か、マンチェスターCの攻撃を彷彿させるような、ハーフスペース攻略だったと思います。強いて言うなら、伊東へのパスが少しずれてしまったのが残念だったかなと。

●ヘディングで追加点

 2点目は伊東のヘディングでした。中山のクロスが素晴らしく、ネット上では長友が色々と言われてますが、ここでは伊東について触れたいと思います。
 中山のクロスに対して、小柄な伊東が合わせたわけですが、ゴール前への入り方が素晴らしかったかなと。右サイドから、中国DFの背後から走り込み、DFの間に入ってジャンプ!中国のDFは、気づいたら伊東が現れた…という感じだったかもしれません。


【ベテランへの批判について】

 ベテランに対して、厳しい批判の声がありますが、長友、大迫、酒井について、少しだけ触れておこうかなと思います。

●長友佑都

 まず長友ですが、個人的な印象としては「一昔前のSBになってしまったかな?」と思ってます。今どきのSBは、インサイドでもプレーすることを求められるので、ボランチのようはスキルも必要になってきてます。
 長友にも良い所はあるのは言うまでもありませんが、プレースタイル的に、正反対のスキルを求められる時代になってしまったなと、個人的には思ってます。あとは左足が…左で持つと、ほぼほぼバックパスなんでね。
 私も批判的な言葉を並べてしまいましたが、じゃあ、なぜ長友が起用されるのか?というと、左SHを南野がやってるのが関係してるのかなと。南野はサイドに張るタイプではありません。中に入ってゴールに近い所でプレーする選手です。そうすると、大外のレーンを使う選手が必要になってきます。中山はサイドのスペースへトップスピードで走り込むタイプではありません。南野との組み合わせ的に長友を起用してるのかなと思います。
 まあ、今の南野ってどうなのよ?と突っ込まれると…私も苦しいですね。

●大迫勇也

 かつてのようにボールが収まらなくなった。と言われてます。もちろん、大迫本人の問題もあるかもしれませんが、周りの選手や相手のやり方の影響も、ゼロとは言えないと思います。
 まず周りの選手ですが、チーム立ち上げ当初は南野が無双状態でした。特に、大迫にボールが入るタイミングでは、常に裏を狙っていて、大迫のポストプレーをサポートしてました。
 後は、右サイドの選手ですね。今はサイドに張るタイプの伊東ですが、当時は堂安がやってました。左利きの堂安は中に入るプレーを好むため、大迫と近い位置でプレーすることが多かったと思います。大迫がボールを納めた後、繋ぐ相手が近くにいることで、大迫もやりやすかった可能性はあります。

 次に相手のやり方ですが、アジア杯の決勝が典型ですが、対戦相手が5−3−2を敷いてくることが増えた印象があります。最終ラインの中央に3枚のDF。中盤もボランチを3枚にして中を固める。こんな感じで、大迫の周りには相手選手がウジャウジャいる状況。
 こんな状況に対して、チームとして工夫が見られないというか、少なくとも私には伝わってこない。チームとして有効な工夫をした上で、大迫がボールを収めることができないのであれば、批判されても仕方ないのかなと思います。

 大迫のパフォーマンスに不満はありますが、大迫を活かすための工夫を、チームとしてやり切れているか?という疑問もあるため、不満はあるけど批判はできないというのが、私の見解です。

●酒井宏樹

 酒井については、攻撃面で物足りなさを感じてる方がいるようですが、私はこれでいいと思ってます。右サイドが堂安だったら、中に入る堂安に合わせて、大外をオーバーラップする必要があります。この場合は、私も酒井の攻撃に不満を感じると思います。
 ですが、今はサイドに張る伊東が右サイド。そして右のIHには田中碧が入ってます。酒井がオーバーラップして田中が残るより、伊東が張って、田中がインサイドを使う。酒井が後ろに残って、カウンターへのリスクマネージメント。この方が選手の得意なプレーで勝負させることができると思います。

 酒井に攻撃参加を求めるなら、中盤の構成が変わった時かと。例えば、アンカーに守田。IHは右が遠藤で左に田中碧。こういう構成なら、酒井がオーバラップして遠藤が後ろに残るという選択肢もあります。
 後は高さですね。酒井はSBとしては高さがあるので、セットプレーには欠かせないです。世界と闘う上では、SBにも高さがある方が好ましい。
 それでも、右SBが酒井から山根に代わる時は来るかもしれません。その時は中盤の並びも代える必要があるかもしれません。ビルドアップを重視してアンカーに守田。IHは左に田中碧で右に遠藤。こうすれば、伊東がサイドに張って、山根がインナーラップ。遠藤が後に残って山根の背後をケア。という役割分担になります。


【まとめ】

 本来なら、久保建英の使い方についても触れたかったのですが、そこそこのボリュームになってしまったので別の機会に。
 上記で挙げた3名ですが、代わりの選手はいると思うんですよね。大迫→古橋、長友→中山、酒井→山根なんかは1例だと思います。いることはいるんですが、どのポジションも異なるタイプなんですよね。
 タイプが異なるということは、得意なプレーも異なってくるので役割も異なってくるということ。なので周りの選手の並びや、場合によってはメンバーも代える必要が出てくる可能性があります。ただでさえ、中盤の形やメンバーを代えたばかりで、更にメンバーを代えるのは…まして最終予選の最中です。
 「そこまでのリスクは負えないよ〜」というのが森保監督の胸の内かもしれません。もちろん、その判断が正しいのか?という問題はありますが…

 いずれにしても、中国戦も物足りなかったのは事実。あの相手であれば、シュート20本以上。スコアも3−0とか4−0で勝って欲しかったところです。次の相手はサウジアラビア。本来なら緊張が高まる試合ですが、なんかモヤモヤしてる自分がいます。とりあえず見守りたいと思います。


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