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浦和レッズとプレミアリーグ、ラリーガの試合を中心にレビューしていきたいと思います

柏木のボランチ起用はアリか? 浦和レッズ VS 横浜FC

J1リーグ第19節
浦和レッズ VS 横浜FC
スタジアム:埼玉スタジアム

DAZNダイジェスト映像


⚫結果

浦和レッズ-横浜FC
 0  前半  2
 0  後半  0
-----------
 0  合計  2

得点
16分 松尾(横浜FC)
35分 松尾(横浜FC)


⚫両チームのスタメン
 (中継開始時のDAZNの表記です)


浦和レッズ
FW   レオナルド  杉本
MF  関根        柏木
MF   柴戸  エヴェルトン
DF 山中  槙野  岩波  デン
GK       西川


横浜FC
FW   ドミンゲス  皆川
MF  松尾       松浦
MF    手塚   安永
DF 袴田 小林 伊野波 マギーニョ
GK      六反


⚫前半と後半では違うチームになった浦和

 浦和の失点シーンは、DAZNの映像を見ての通り。1点目は松尾のシュートが上手かった。解説の福田さんかボールの置き所を絶賛してましたね。ボールの置き所が良かったので、ボールを受けてからシュートまで、非常にスムースに見えました。
 浦和ユース出身者に決められるなんて…どうして「恩返し弾」とか「初ゴール」の類いをプレゼントしちゃうんでしょうか?嬉しくない伝統です。
 2失点目は、レアンドロ・ドミンゲスのパスがえげつなかった。柏が優勝した時の記憶が蘇ってきました。あの時もえげつないプレーを連発してました。あの時は埼スタにいました。

 失点シーンに象徴されるように、前半は全くいいところがなかった浦和。
 引き気味に構えた横浜FCに対して攻めあぐね、各駅停車のパスを繰り返しては、ポールを失う状況。ボールを持てば、パスの出しどころを探して右往左往。「主な」原因は周りの選手の動きの少なさだと思います。
 横浜FCの前線に対して、3バック化して数的優位を作りますが、それも形だけ。中盤が間で顔を出してあげないと、パスコースはできません。もちろん最終ラインも、とっとドリブルで持ち運んで欲しかった。

 対して後半は、流れるような攻撃になりました。柏木がボランチに入ったことが、大きな要因ですね。柏木のボールタッチが増え、パスが柏木を経由することで、良いテンポでボールが回るようになりました。
 少ないタッチ数でショートパスを回し、ボールを動かすことで、浦和の選手も動くようになり、更にパスが回るようになってました。惜しくも得点を挙げるまでには至りませんでしたが、前半に比べてチャンスの数が倍増した後半でした。



●柏木をボランチで起用するメリットとは?


1.興梠が中盤に降りなくて済む

 今シーズンの興梠は、中盤に下がってパスを引き出したり、サイドに流れてチャンスメイクをしたりと、多彩な役割をこなしてます。その代わりゴール前にいる時間が減りました。興梠の得点が減った原因はこの辺りにあるでしょう。


2.ボールの預け所が明確になる

 DFラインなど後ろの選手にとっては、困った時は柏木に預ければいいので、球離れが良くなりそうです。柏木はボールホルダーに近寄って「こっち!」という感じでパスを引き出してあげるし、特に柴戸辺りは楽になるでしょうね。


3.柏木が前を向いてプレーしやすい

 最後に柏木自身へのメリットとして、2列目に前を向きやすいことか挙げられると思います。柏木が前向きでボールを持てば、得点に直結するようなパスを出せます。
 レオナルドが裏を狙って走っても、そこへパスが出ない。出ても精度が低くて決定機にならない。という場面をたびたび見ます。ただ、パスの出し手が柏木なら精度は格段に上がります。


●柏木をボランチで起用するデメリット


1.柏木の守備

 柏木は守備をやらない選手じゃないです。むしろ一生懸命やってると思います。ただ、柏木の守備を見てると「ボランチ」ではなくて「トップ下」の守備に見えてしまいます。言葉が抽象的ですが、次から具体的に書きます。


2.守備の軽さ

 ミシャ時代のプレーの記憶がメインになりますが、簡単に相手に入れ替わられる場面が、結構あったんですね。前線の守備なら、相手にかわされてもいいでしょう。後ろにたくさん味方がいますし、2度追いするのもアリです。
 ところがボランチの後ろはCBが2人いるだけです。3バックであれば、まだ何とかできる可能性はありますが、4バックの場合は致命傷になりかねません。スカウティングの段階で柏木の所を狙われるのは目に見えてます。

 
2.スペースへの意識

 柏木がプレスに行くのはいいのですが、けっこう長いことポジションを空けることがあります。これはミシャ時代の時から気になってました。
 あの当時は3バックだったので、最終ラインの中央には3人のDFがいました。更にコンビを組む阿部ちゃんのパフォーマンスも尋常じゃなかったので、なんとかカバーできました。
 でも、今は4バックです。最終ラインの中央は2枚です。もちろん、あの頃の阿部ちゃんはいません。むしろボランチをやるなら柏木が、あの頃の阿部ちゃんのようにスペースケアをしなければいけません。
 個人的には、柏木のボランチでいちばん気になってるところです。

 
●結論

 ざっくりとメリットとデメリットを並べましたが、いかがでしょうか?もちろん、これで全てではありません。他にも挙げられることはあると思いますが、キリがないので…
 私の個人的な考えですが、柏木のボランチは「基本的にはナシ」です。でも、あの後半を見てしまうと全て否定するのも…ということで「条件付きでアリ」です。「条件」については、いずれエントリーしたいと思います。



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