サッカー定食の大盛り~浦和レッズ時々プレミアリーグ所によりラ・リーガ~

浦和レッズとプレミアリーグ、ラリーガの試合を中心にレビューしていきたいと思います

リカルド・ロドリゲス監督の戦術 ~攻守の切り替え~

 2/27(土)に開幕戦を闘った浦和レッズ。結果はFC東京を相手に、1対1の引き分けに終わりました。勝ち点1という結果だったわけですが、今後はどうなの?期待できるの?と気になるところです。
 私なりにFC東京戦を振り返り、リカルド・ロドリゲス監督の戦術について、あれこれ考えてみたいと思います。


【攻守の切り替え】

1.攻守の切り替えが早いことのメリット

 試合を通して目についたのは、攻守の切り替えの早さです。特に目立ったのは「攻から守」への切り替えで、ボールを失った瞬間からファースト・ディフェンスが始まっていたように思います。
 この切り替えの早さには、大きなメリットがあります。いち早くボールホルダーにプレッシャーをかけることで、自由を奪い、相手の速攻を防ぐことができます。速攻で一気にゴール前に運ばれてしまうと、それだけ長い距離を走ることにより、悪い意味で走行距離も多くなってしまいます。
 また、ボールホルダーにプレッシャーをかけるだけでなく、ボールを奪うことができれば、当然のことですが自分たちの攻撃になります。世間でよく言われる「ポゼッション率」の向上とか「主導権」を握る展開になります。


2.良い守備から良い攻撃へ

 現在、プレミア・リーグで独走体勢に入りつつあるマンチェスターCも「攻から守への切り替え」が恐ろしく早くなったところから、得点力不足を解消し、チームを立て直しました。昨シーズン、大槻さんが言っていた「良い守備から良い攻撃」とはこういうことか?と感じています。
 切り替えが早く、前から奪いに行く守備は「攻撃的」な印象を与えます。ポゼッション率を高めても、ブロックの外で回してるだけのサッカーは「攻撃的」に見えません。
 むしろ攻撃的な守備から、ゴールへ向かう攻撃へ繋げることにより、攻撃的なサッカーという印象になります。


3.今後の課題

 「攻守の切り替え」という意味では上手くいった試合だったと思いますし、下がってブロックを作る局面も少なかったように思います。
 ただし、川崎相手に同じように守れるかと言えば、この試合のようにはいかないと思いますし、シーズンを徹せば、下がって我慢する時間帯も出てくると思います。
 そんな時、「前から行くのか?」「下がって守るのか?」をチームで意思統一できるのか?下がらざるを得ない時に、どれだけ我慢できるか?こういう課題が出てくると思います。
 また、今後は各チームのスカウティングも進むと思いますので、研究された時に、その研究を上回っていく必要も出てきます。
 決して簡単な道のりではないと思いますが、浦和レッズなら乗り越えて行けると信じてますし、期待してます!



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浦和の新戦力が躍動!~2021年J1リーグ第1節/浦和レッズvs FC東京~

 Jリーグが開幕しました。我らが浦和レッズは2007年以来、久しぶりにホームで開幕を迎えました。相手はFC東京。ルヴァン杯の覇者です。
 リカルド・ロドリゲスを新監督に迎え、新しい戦力も加わり、期待と不安が入り乱れる開幕戦でした。良い意味で言いたいことがたくさんありますが、このエントリーでは新戦力を中心に話していきたいと思います。


~目次~
1.DAZNダイジェスト映像とスコア
2.躍動した新戦力
3.今後の課題


●DAZNダイジェスト映像とスコア

2021年・J1リーグ第1節
DAZNダイジェスト映像

浦和レッズvsFC東京

浦和レッズ-FC東京
  0 前半 0
  1 後半 1
---------------
  1 合計 1


●躍動した新戦力 

 この試合のスタメンですが、下記の通りでした。

FW     杉本
MF 汰木  小泉  明本
MF   阿部  伊藤(敦)
DF 山中 槙野 岩波 宇賀神
GK      西川

 新加入の選手が3人、スタメンに名を連ねました。注目の3選手ですが、彼らのパフォーマンスはどうだったのでしょうか?

1.小泉佳穂(24歳)

主な略歴
前橋育英高校ー青山学院大学ーFC琉球ー浦和レッズ

 トップ下で出場した小泉。金髪でわかりやすいですね♪サポーター的にはありがたいです(笑)その金髪が神出鬼没の動きでパスを引き出してました。
 いきなりの見せ場は前半の5分。杉本に見事なスルーパスを通し、そのパスを受けた杉本がゴールネットを揺らしました。惜しくもオフサイドになってしまいましたが、ボールを受けてからのターン、そしてスルーパスを出した一連の流れは素晴らしかったと思います。
 全体的な印象としては「間でパスを受けるのが上手い」と感じました。良い意味で中途半端なポジションをとっていたので、FC東京のDFからすると、誰がマークにつくのか迷うことが多かったのではないでしょうか?


2.明本考浩(23歳)

主な略歴
栃木SCユースー国士舘大学ー栃木SCー浦和レッズ

 国士舘大学を卒業後、昨シーズンは栃木SCでプレー。この試合は右SHで出場。試合を通しての印象は「ミスター・ハードワーカー」攻撃時は小泉とのポジション・チェンジから中央へ進出し、守備時は右サイドの深い位置まで戻って守備をしたりと、かなり走ってた印象です。
 スタッツを確認したら、走行距離はチーム2番目の11.438km。スプリント回数はチーム3番目の25回でした。
 右SHでは武田のスタメンを期待した方もいらしたかと思いますが、浦和の右サイドはレアンドロとマッチアップする形だったので、守備面も考慮して明本のスタメンになったのかな?と思います。


3.伊藤敦樹

主な略歴
浦和レッズユースー流通経済大学ー浦和レッズ
※2020年は浦和レッズの特別指定選手

 浦和サポ期待の浦和っ子ですね。ユースから流通経済大学経由で浦和に帰還というのは、宇賀神と同じルートです。
 この試合では、阿部ちゃんとボランチを組んでました。良い意味で地味な印象を受けました。ボランチなので派手なプレーより、地味なプレーを確実にこなして欲しいと思ってます。プレスの際には、他の選手とも上手く連動できてたと思うし、ボール奪取能力も高そうに感じました。
 流通経済大学でポジショナルプレーを学んでいたようで、戦術理解度も高いのではないでしょうか?
 CBでもプレー可能とのことで、身長も182cm。最終ラインの前で跳ね返す力だったり、セットプレー時のターゲットマンとしても期待してます。個人的には、非常に好みの選手です♪


●今後の課題

 昨年に比べれば、良いパフォーマンスだったと思います。昨年はギクシャクしてるように見えたポジショナルプレーも、開幕戦でこんなに出来るようになってるとは、想像できませんでした。
 この試合では、ボールを失った瞬間から守備への切り替えが速く、良い形でボールを奪えていたと思います。


1.ボールを奪った後のパス

 「良い守備から良い攻撃へ」このことを実践するに当たり、気になったのたのはパススピードです。パスのテンポは格段に良くなったと思います。昨年に比べ、少ないタッチ数でパスが繋がってました。
 ただ、パスのスピードについては物足りなさが残りました。特に小泉や明本は、昨年はJ2でプレーしてたので、この辺りのアジャストは今後、必須になってくると思います。
 まあ慣れの問題という言い方もできると思うし、監督もその辺りは修正してくるでしょう♪


2.決定機の数

 90分を通して良いパフォーマンスだったし、監督が求めてることも、表現できていたように思います。ただ、内容の割には決定機が少なかったかなと思います。
 前半のオフサイドになった杉本のシュートシーンと、後半、左サイドからのクロスに杉本がニアで合わせたシーン。決定機はこの位だったかな?
 ペナルティエリア近辺では、もっとドリブルで仕掛けるシーンが増えると良いと思うし、アイデアとか強引さみたいなのもが必要かも知れません。今は監督の求めてることをこなすだけで精一杯。ということもあるだろうし、この辺は時間が解決してくれる可能性もあります。
 あとは興梠が待たれるってところでしょうか?杉本もそこそこ収まるんですが、収めて捌いた後の動き直しの質が、興梠に比べると数段落ちるんですよね。下手したら動き直してない時もあるし…


3.プレスをかわされた時の対応

 この試合は前からの守備が上手くいってました。なので、撤退してブロックを作って守るシーンが少なかったのですが、毎試合、こんな風に守れるとは限りません。
 例えば、川崎相手にプレスがはまるかと言えば、プレスを外されるシーンも多くなると思います。その時、撤退する判断が必要になりますし、前と後ろで意思統一としなければなりません。
 3月には、横浜F・マリノス、札幌、川崎とのし合いが組まれています。良い意味で課題が出て、克服して欲しいと思います。もちろん、克服してくれると思ってますし、チームが進化することを期待してます!


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【サポーターのやらかし】~大分トリニータ戦におけるJリーグからの懲罰~

 2/22(月)に浦和レッズのHPに、嫌なアナウンスが流れました。昨シーズンの大分戦でのサポーターのやらかしと、Jリーグからの懲罰についてです。
 まずは、公式HPにアップされた情報を基に、事案を整理してみます。


【問題の起こった試合】

日にち:2020年10月31日(土)
対戦カード:大分トリニータvs浦和レッズ
会場:昭和電工ドーム大分


【対象事案(サポーターの違反行為)】

1.全席指定席だったにも関わらず、14時頃から16時頃まで、40人程度がスタジアム上段席に移動し、立ち見で応援した。

2.試合中(14時頃から16時頃まで)、声を出したり、指笛を鳴らしたりした。

3.サポーターの1人がフェンスに上った。

4.サポーターの1人がスタジアムの中からフェンスの外に向かってペットボトルのようなものを投げた。


【懲罰理由】

 公式HPにはJリーグの規約を含め、かなり長い文章が書かれています。公式HPに書かれていることを要約すると…

 Jリーグが定めたコロナウィルス対策に則って試合に臨まなければならないところを、それを徹底できなかった。規約に沿って試合をできなかった。というのが懲罰の理由になります。
 規約に沿うのは、選手やスタッフだけでなく、サポーターも含む話であり、サポーターの行動についてもクラブが責任を負うということが、規約にはうたわれていました。
 もちろん、主宰クラブである大分トリニータが安全で円滑に試合を運営できるように協力する義務もありますが、果たせていません。
 

【更なる問題】

 浦和サポーターのガイドライン違反は、観客を入れ始めた当初から散見されており、ホームゲームにおいて、対策を講じきれていなかったことも指摘されています。

 また、この大分戦においても、スタジアムの外で太鼓を叩き始めた浦和サポーターに対し、浦和の運営担当者は途中で太鼓をやめるように伝えていたそうです。
 ただ、当初は大分の運営担当者が対応たようで、大分の担当者が対応している最中、浦和のスタッフは積極的にサポーターをなだめるような行為をしていない。という指摘もありました。
 太鼓の使用については、事前に大分に相談すべきところを、この場で相談する始末…

 他にも指摘はありましたが、ブログ内ではこの辺で許して頂けたらと思います。詳細は公式HPをご覧ください。


【今後の対策】

 詳細は公式HPを見て頂くのが、正確で早いと思いますので、ここでは私が気になったことを挙げたいと思います。


1.運営スタッフおよび警備員の増員

スタッフの増員というより「単独で行動しない」ことが大事でしょうね。実際にガイドラインに違反しているサポーターに遭遇した時、1人でどこまで行動できますか?という話です。特に相手が4~5人で、ちょっとヤンチャな雰囲気だったら、1人で声をかけることはできないでしょう。

 警備員に関しては、警備会社にどんな依頼をしてるのか?って話です。一般的には、警備を依頼する目的は「来場者や選手の安全を守る」ことでしょう。
 不審物はないか?避難通路や非常口に物が置かれていないか?体調が悪くなった人がトイレの個室で倒れていないか?これらのことに留意するために警備を依頼してるはずです。
 警備員を増員するなら、警備の依頼内容までしっかりと詰め、警備会社と話をする必要があるでしょう。コロナ対策に沿った試合の運営をするための警備を依頼するとしたら、Jリーグのガイドラインを警備会社に説明し、警備員に落とし込んでもらう必要があります。これは現実的じゃないと思うのは、私だけでしょうか?


2.当該サポーターへの対応

 サポーターの行動に問題があったのは事実ですが、それに対しクラブが適切に対応できなかったことが最大の問題になってるようです。クラブは「今後は違反者に対し、厳しい対応を講じてまいります」と言ってます。
 でも難しいですよね。サポーターがガイドラインに違反したことは事実ですが、法律(刑法)を犯したわけではないですからね。

 今回、クラブには300万円の罰金が課せられました。またニュースになり、浦和レッズのイメージを下げた。ということで、民事裁判を視野に入れながらサポーターと話し合い。っていうのが、現実的で尚且つ、厳しい対応ということになるのかな?
 もちろん、実際に裁判をする可能性は低く、弁護士を交えて示談という流れになるでしょうし、クラブが払った罰金の一部を負担させるというのが、落としどころかと思います。

 ただし今回の事例に関しては、クラブの対応も相当に甘かったようてすし、担当スタッフも「やれることは全力でやりきった」と言えるレベルではありません。
 今後「厳しい対応を講じる」ためには、この辺りの改善が必須と思います。


【まとめ】

 今回の件に関しては、大分トリニータの選手、スタッフ、サポーター、その他の関係者の方にご迷惑をかけ、本当に申し訳ないです。また、Jリーグの他クラブの方々にも、不快な思いをさせてしまいました。
 私はサポーターのはしくれなので、大きなことはできません。今はスタジアムから離れ、DAZN観戦ですが、スタジアムに復帰した際には、こういう問題を目撃した時、少なくとも見て見ぬふりはしないようにします。



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